普通じゃないは褒め言葉!

一風変わった新人作曲家のエッセイ集、だと思ってサラサラ読み流してください。by中村明弘

リコーダーの不思議

DTMで曲を作っているときに、あんな音が欲しいこんな音が欲しいと思って楽器名を英語で打ち込んで呼び出すのですが、ふと気づいて不思議に思いました。

 

リコーダーって、recorder?

え、レコーダー?録音機?

 

調べると、リコーダーもレコーダーも、実は同じスペル。リポートをレポートとも言ったりするのと同じで、どっちにも読めてしまう。名前の由来としては、recordの語源の古い動詞がさえずるを意味していて、リコーダーの音色が鳥のさえずりに似ているからとか、リコーダーの音を聴かせて鳥にいい音を覚えさせる?からとか、諸説あるみたいですね。

 

リコーダーの名前で引っかかってちょっと調べてみたけど、そもそも楽器の歴史ってこれまで真面目に聞いたり考えることもほとんどなかったなぁ。太鼓などの打楽器とか、簡単な笛のような管楽器は世界各地の文明ですぐに発明されるのは想像がつくけど、それ以外は素材がないと作れないものも多いし、楽器も文明の発展と共に発明されてきたものなんですよね。僕たちは当たり前のように使っているけど。

ギターも、古くはギターレとかギターラとか呼ばれた楽器があるらしく、シタール(ビョワ〜ンみたいな響きのインド発祥の楽器)と名前が似てるのも気になるところ。前から個人的に気になってるのはバンジョーという楽器なんですが、南米で黒人奴隷だった人達が作ったのが始まりらしいのですが、古い形態のものの音を聴いてみると、三味線に近い音に感じるんですよね。

違う大陸でも生まれる楽器って似てたりするんだなぁ、人間てどこも同じなんだなぁってことと、でもそこからの発展の仕方は違うんだなぁっていうのがなんか面白いですよね。

 

哲学も・・・いや、

今回はここまで!